そうした場合にはデンタルインプラント(人工歯根)を使用すると有効です。これは直径4から6ミリ程度の金属(チタニュウム)製の人工歯根を顎骨に埋入して、その上に人工歯を付けるという治療法です。このように骨にしっかり固定されている為に、使用感や外見が自然です。 しかし、デンタルインプラントを入れるには、抜歯を安全に受けられる程度の全身の健康状態、口腔内を清潔に維持できる能力、そしてインプラントを埋入するのに必要な骨の量(高さと幅)の3つの条件が必要です。 この内、骨の量に関しては、骨移植、人工骨の使用、骨延長(器具を顎骨内に固定し、それにより徐々に骨の幅や高さを増大させること)、GBR(Guided Bone Regeneration、医療用の膜を使用して骨の再生を誘導する再生医療の技術)などを単独あるいは併用することで、増大が可能になり、従来インプラントが埋入できなかった部位にも埋入可能になって来ております。 実際のインプラント治療においては歯が無くなったところに、1本ずつインプラントを埋入する場合が一般的ですが、その他に、総入れ歯や部分入れ歯が動かないように、インプラントを埋入して、この上に入れ歯を固定する場合もあります。患者様ごとの口腔内の状態とご希望により最適の方法がありますので、興味をお持ちの方はお気軽に御相談下さい。 (歯科口腔外科)
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