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診療科のご案内 放射線科
ご案内(診療の特色)
 放射線科では、様々な装置を用いて身体各部を画像化し、診断・治療に役立つ医療情報を提供しています。患者さんの安全・快適・満足を最優先にした放射線診療を目指し、患者さまが安心して受診・検査ができるようサービス向上に努めています。平成29年4月より診療所化に伴い、技師が2名体制となり、ご不便をおかけいたしますがご理解下さい。

主要検査
X線撮影(一般撮影)
X線写真
平成12年9月、放射線科にCR(Computed Radiography)装置が導入されました。
CR装置は従来のフィルムの代わりにIP(Imaging Plate)を用い撮影を行います。エックス線発生装置は従来のままですが、IPに照射し記憶された情報をレーザーで読み取り、コンピュータでディジタル画像として出力します。検査の目的に応じて画像処理が可能で、より多くの情報を得ることが出来ます。最近ではカメラでもディジタルカメラが増えていますが、このCR装置はエックス線用ディジタルカメラと考えてもいいと思います。

CT
装置とCT写真
CTとは、コンピューター断層撮影(Computed Tomography)のことです。エックス線を人体に360度方向から照射し、そのデータをコンピュータで処理すると、体の輪切りの断層写真が得られます。
さらに、エックス線管を連続回転させ、寝台を一定の速度で移動させると、連続したデータが得られます。これをヘリカルCTと言います。浸襲性が少なく、画像診断上大変役立つ検査です。
【CT検査には】
2種類の検査法があります。
☆単純CT検査
★造影CT検査
造影剤を使用して人体の断層像を撮影する検査です。短時間でよりよい画像の撮影が可能なマルチスライスCTを導入しています。患者さんの体格に合わせた低線量で撮影でき、必要に応じて画像処理により立体画像を作成し、診断に役立てています。
【検査部位として】
頭部・頚部・胸部・上腹部・骨盤腔・全身の各骨など任意に検査できます。
【造影CTの特徴は?】
造影剤は、CT写真上では白く染まり、血管の状態、臓器の形態や機能状態、さらに病変(腫瘍)の種類の判別などの情報を得ることができます。
さらにこの白く染まる特徴を生かして、時間ごとに撮影するダイナミックCTがあり、病気の種類を選別、確定することに役立っています。主に肝臓の検査に使われます。

MRI
装置とMRI写真
MRI(Magnetic Resonance Imaging/核磁気共鳴画像)は、大きな磁石の中に入れた身体に電波を当て、人体の大部分を占める水(水素原子)の分布を取り出し、画像化する検査法です。これにより正常組織と病巣の違いを描出することが可能です。
【CTとの違い】
1、X線被爆が全くないこと。
2、あらゆる角度からの、画像が得られること。
3、組織の分解能が高く、また造影剤なしで血管や胆嚢・胆管が描出できる。
CTと比べると撮影時間が長くかかりますが、X線による被爆がなく、装置の飛躍的な進歩により急性期の脳梗塞の診断、整形領域ではCTをしのぐ有用性が認められています。 H19年2月に1.5Tに新しく更新され、撮影時間も大幅に短縮されました。大きな音と、約10〜30分間動けないことを、我慢していただければ、診断に大変役立つ画像が得られます。

多目的X線テレビ
この装置はCアーム型X線テレビ装置で、どの方向からでも撮影出来る装置です。また従来のフィルムの代わりにFlat Panel Detector(FPD)を搭載した最新鋭の装置です。主に消化管造影検査と血管造影検査に使用します。
【消化管造影検査】
バリウムを利用して、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸の検査をします。空気で膨らませた消化管の内面に、造影剤を付着させた状態でX線撮影を行い、粘膜面の模様を写し出します。胃の検査で約10分、大腸検査で約20分必要です。
消化管造影検査の写真

【血管造影検査】
細い管(カテーテル)を手・足の血管から入れ、脳・心臓・肝臓といった目的部位の血管を選択し、造影剤を用いて、狭窄や腫瘍病変を撮影します。又、狭くなった血管の拡張や病変部への薬剤注入などの治療も行っています。
血管造影検査の写真

骨密度測定装置
骨密度測定装置の写真
骨密度検査は、身体各部(腰椎、大腿骨頸部、前腕など)の骨量をX線を利用して測定を行い、骨粗鬆症などの診断を行います。骨の中にどれぐらいのミネラル(カルシウム)が含まれているかを間接的に測定する検査です。
ホルモンバランスの変化や糖尿病、栄養障害などで骨の調整機能が狂うと、骨からカルシウムが溶け出てスカスカになる骨粗鬆症になります。女性は、閉経後骨量が減る度合いが大きく注意が必要です。骨粗鬆症になると骨折を起こしやすくなりますが、骨密度を調べることで早期に適切な治療が行えます。
約10分くらい寝ているだけで検査が可能です。

超音波検査
超音波検査の写真
X線を使用せず、超音波を使用し、腹部では肝・胆・膵・腎・前立腺・子宮・卵巣等が観察できます。その他、血管・体表面のできもの・虫垂炎の観察等に使用します。検査する部位に超音波が通りやすくするためにゼリーを塗布して観察しやすくして検査します。検査部位にもよりますが約20分くらいで検査が出来ます。

放射線科担当紹介
放射線技師 2名

トピックス
H24年9月に16列CTを更新しました。
H23年8月に超音波装置を更新しました。
H22年7月に乳房撮影装置を更新しました。
H19年9月に骨密度測定装置を更新しました。
H19年2月にMRI(1.5T)を更新しました。
お願い
当院では、造影剤を使用する検査の際には、検査の説明時に問診票の記入と同時に同意書に署名をいただいています。安全な検査のためにご協力をお願いします。
放射線検査は安全??
(1) 放射線はこわい?
普段意識することはありませんが、私たちは毎日、放射線をあびながら暮らしています。
[1] 大地からの放射線
[2] 空からの宇宙線
[3] 空気や食べ物からの放射線
これらを合計すると、1年間に2.4ミリシーベルトという量の放射線を自然に受けています。
(2) 検査で受ける放射線
胸のレントゲン検査では、0.01ミリシーベルト、胃の透視では3ミリシーベルト、CTでは10ミリシーベルト前後、核医学検査で0.2〜8ミリシーベルト程度の被曝を受けます。
必要な検査を適切に行うことによって、患者さんの受ける利益のほうが、放射線による危険よりもはるかに大きくなります。安心して検査を受けてください。